2006年12月29日

ヲタと非ヲタの見分け方

は、『萌え』の発音の仕方でないかと最近思います。
なんか各種メディアでは『萌え〜』とまったり伸ばす感じで使われてますが、私も私の周囲もそんな風には使わない。
『萌える』『萌えた』『禿萌え』と動詞として使うか、一言で使うなら『萌え』と短く区切るか、長く伸ばす場合は『萌えーーーー!!!』と叫ぶか、エロく『萌え〜〜〜((;´д`)ハァハァ)』と唸るか。
『萌え〜って感じ』とかいう風にはあまり使わない気がする。それとも同人系ヲタだからなのか。生粋のAボーイはこんな風に使うんだろうか。
メイドさんが『萌え〜(はあと)』とか言ってるのにも違和感がある……それはッ!! 俺たちがッ!! 君たちに叫ぶ台詞だッ!!!!

ヲタ界は変わっていってるのかなぁ。おばちゃんオールドタイプだからなぁ……地球の重力に魂を引かれた古い人類だから……


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2006年12月27日

今日も永久保存版 私的今年の流行語大賞

毎日新聞サイトからはとっくに消えてたので全文引用であります。
「そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが」も好きなんですが、これは記事自体はそれほど電波じゃなかったので惜しいところでした。
辛いときに時々読みたくなるんだよね……上見て暮らすな下見て暮らせ、は至言だとこういうときにはつくづく感じます。自分に自信がなくなったときに自分よりバカがいるって勇気になるよね。
ああそうだよ、私は性格が悪いのさ!(笑)
関連記事→【磨】ブログ流行語大賞 豊富な「新聞発」

石田衣良の白黒つけます!! 中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?
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2006年12月22日

極刑の意味

私は日本の刑事罰は軽すぎると考えています。『因果応報』を身上としているので、「こりゃ軽すぎだろ」と思う判決もしばしば。仕方ないんですけどね、この国性善説だから。いかなる人間にも更正の余地があると考えるところから立っている。それは日本人の美徳ではありますが、ものには限度がある。
犯罪者を税金で養うのか、と言われるかも知れませんが、懲役刑の極端な短さには私はときおり納得いかないことがあります。無期懲役は「期限が決められていない」であって、終身刑にはなりえないことも腹立たしい。いかに恩赦があっても出てこれない、200年や250年の懲役はあっていい。二度と娑婆には戻ってこないのだという安心感が欲しいわけですよ、一般市民としては。
そして、とんでもないことをした奴は命をもって償え、と思う。命より尊いものがないというのなら、そのもっとも尊いものを差し出してあがなうべきではないのかと。
罪の重さに気づき、改心をしたというなら、それこそ死ぬべきだと思います。どうして生きていられるのか、それこそが私には理解できないことです。いっそ殺して欲しいと思うなら、生かしておくことが罰であるとは思いますが、その境地に達する人などどれだけいるでしょうか。
そうでなければ、生きていることが苦行であると思える状況を作るべきです。
死刑を宣告されるような凶悪犯罪者が、それ以降一度たりとも『人生における喜び』を感じることなどあってはならない。人としてもっとも大切なものが命だというのなら、おそらくその次に大切であろう『人としての尊厳』を差し出してもらう、これが他人の命と尊厳を踏みにじった者の唯一の償い方であると考えます。
私は命よりも『人としての尊厳』(人権じゃありませんよ、念のため。犯罪者に人権はない)が上に来るので、それならいっそ死んでしまえと思うわけです。人として死ねるなら、まだ良い方じゃないですか。だって、こういう人たちに殺された人は、人として死ねなかったんですよ?
もし死刑が廃止されるなら、仇討ちを復活させるべきです。制度としての変更点はなし。仇討ちの仇討ちは禁止、仇討ちが成功したら腹を切る。
それでも仇討ちをしたい遺族はいると思います。
私だって、きっとやるよ。それで自分が死んでもかまわない。のうのうと生き延びる奴らを憎んで生きるより、貴様を殺して私も死ぬ、ってなもんです。

あと性犯罪者は一律で去勢すべきという考えも変わらん。おまえら全員罪深いちんこを差し出せ。話はそれからだ。
当然麻酔などは与えてやる必要はございません。被害者の痛みを貴様はその身をもって感じろと言いたい。

生きてこそ罪を償える、という考えは欺瞞です。生きてさえいれば幸せだという考えが欺瞞であるのと同じに。
生きていてもあがなえない罪はあるのですよ。
生きることでしかあがなえない罪があるというのなら、それと同じに。

痛いニュース(ノ∀`):女子大生「死刑は残酷、何の解決にもならない、むしろ逃げである」
元記事→「死刑」は続けるべきか、やめるべきか
(全文読むと少しニュアンスが違うので、元記事も読むのをおすすめします)

あと、昔から言われてることですが、死刑囚に地雷撤去させるというのはとても画期的なので世界的にやるといいと思います。どうせ死ぬんだから一度くらいは人の役に立ってから死ねばいい。
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2006年12月18日

教育基本法改正案

教育基本法改正案の全文であります。
エントリとしちゃ気持ち長いので続きを読むに入れました。続きを読む
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2006年12月13日

自費出版トラブルのあれこれ

碧天舎やら新風舎やら、自費出版トラブルが相次いでるわけですが。
なんでいきなりそんなうさんくさいところに何十万も金出そうと思うのか理解できません。
普通に同人誌印刷屋で刷っちゃえばいいんじゃね? と思うわけですよ。
ハードカバー装丁にするとまぁそりゃそれなりにお高くもなるわけですが、文庫や新書で満足するなら、P200の本ならカバー代込みで100部刷って十万程度見てればできるわけですよ。ある程度装丁に凝ればそれなりのもんができるからそれでも配ってろ。
つぅかな、素人が何万部も売れると思うな。そもそもそれで食ってる本職だって数千部いければ御の字だっつの。素直にオリジナルオンリー同人誌即売会にでも出てればいい。オリジナルオンリーだと同じような人がいっぱいいる。ほももあるけどwww

自分の作品が売れるかどうか、ってのは自分と身内の評価ではわからないもんです。サイトに上げてるものが人気だからって、それが金をとれるものかどうかはわからない。逆にいきなりバカ売れする人もいます。
同人屋がこんなこと言うのもなんですが、人は身の程を知るべきです。自分に自信がある奴ほど、まわりに持ち上げられてる奴ほど、なおさらです。
あんたの作品、あんたが思ってるほど面白くないよ。
創作なんてものはこの境地から始まるんじゃねぇのか。
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2006年12月12日

馬鹿はほんと空気読めない

OK、まずこれを見てくれ。

他言無用プロジェクト お詫び文
 今般の公演には、たくさんのお客様にご来場いただき、多くのお客様よりお励ましをいただきました。ありがとうございます。
 さて、先般11月19日に日比谷公会堂にて開催されました集会におきまして、天皇家を愚弄した寸劇を上演したと一部週刊誌で報じられ、みなさまよりご指摘をいただきました。

 私どもは天皇家を尊敬申し上げております。天皇家にご不快をお与えしたしましたことは、まことに申し訳ございませんでした。

 今後天皇家がご不快になられるような上演をしないことを、ここにお約束申し上げます。


 また、ご皇族のお子様に見立てた人形をぞんざいに扱ったつもりは毛頭ございませんでしたが、そのように受け止められる寸劇とのご指摘を真摯に受け止めております。

 また、私どもは、子どもたちにいじめを助長してはならないと考えますので、そうした寸劇であると思われる上演は今後いたしません。今後ともみなさまに楽しんでいただける上演を模索して参ります。今後ともよろしくご鞭撻ください。 

                        他言無用プロジェクト


馬鹿はほんと馬鹿なんだなと思う。どうして叩かれたのかてんで理解してない。……ま、理解する気がないからなんだろうけど。
天皇家を愚弄したからけしからん、って人もいただろうさ。そりゃ右から左までいるからな。
でも、なにより怒りを買ったのは「他人の病気を下品に揶揄したこと」「生まれたばかりの赤ん坊を『おまえなんかいらない』と投げ捨てたこと」なんですよ。
誰を扱ったか』が問題なんでなく、『何を表現したか』が問題であることに気がつかない限り、こいつらは何度でも同じようなことを繰り返すはずです。
とってつけたようなくだらない私どもは天皇家を尊敬申し上げておりますとかいうせりふなんていらないんですよ。誰も信じてくれないよ。馬鹿じゃないの。

……何が一番あきれるかって、こいつらみんな40も50もすぎてるってことなんですよ。
そんな年になって、言っていいことと悪いこと、笑いのネタになるようなこととならないことの区別もつかない、それが一番あきれます。
そんなでどの口が子どもたちにいじめを助長してはならないとか言うのか。羞恥心ってものがひとかけらでもあったらこんなこと言えるはずがない。
いやほんと、死ねばいい。なんで恥知らずにも生きてられるのか理解できないわ。ほんと。

メルアドはこれね。晒し上げ。→tagon@st21.co.jp
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2006年12月07日

リンクに「香川うまいもん処」を追加しました。

おすすめをリンクしていきます。食べたものとかも載せていけるといいな〜。
もうほんとになにがなんだかごっちゃなブログになってきたwww結局見た映画とか読んだ本とか書けてないし(´・ω・`)まぁいい。好き勝手するんだ! そういうブログなんだもん。

というわけで、とりあえず「花月堂」と「となりのインド人」を追加してみました。となりのインド人はサイトがみつからなかったのでYahooグルメにとびます。

花月堂はケーキ屋さん。のはずなんですが、いつの間にかパン屋ができたり和菓子屋ができたりカフェができたりしてました(笑)ケーキ屋さんの方でもお店で食べさせてもらえる(……はず。まだ大丈夫だったと思う……)んですが、ケーキもそりゃもうおいしいんですけどおすすめは奥のカフェ。ランチのパスタが月替わりで二種類あるんですが、これがまた毎月おいしい! 毎月必ず二種類食べに行きます。平日はランチセット(パン+パスタ+ケーキ一種)があります。でもケーキ一個じゃ絶対足りないのでww ケーキ二種or三種のセットがおすすめ。パン+パスタ+ドリンク+ケーキ三種にしても¥1500くらいのリーズナブルなお値段です。
二年くらい前に何気なく行って、最初に食べたしそガーリックパスタが今でも忘れられない……!

となりのインド人は見ればわかるかと思いますが(笑)カレー屋さん。甘口から激辛まで取りそろえてます。甘口はほんとに全然辛くない(それなのにちゃんとコクがある! これって結構すごいですよ〜)し、辛口は激辛なので、辛口派も甘口派も誰でも楽しめます。辛さのレベルは五段階。私は1〜2辛で限界……1辛くらいがピリリでおいしいですよ。
おすすめはほうれん草のシーフードカレー(だったかな?)。ほどよい辛さでシーフードとほうれん草の甘みがほんのり感じられてとってもおいしいです。私はナンよりライス派。
四国学院大学の斜め前なので、ポテトナン(ボリューム抜群!)は大人気です。一日枚数限定なのでなかなかお目にかかれない……夜にはないと思ったほうが無難かも(´・ω・`)そういうときはゴマナンおすすめです。香ばしくてウマーです。

うどんもいいんですが、隠れた名店は意外に多いんで、香川にお越しになった時にはぜひお立ち寄りください(`・ω・´)
花月堂は小縣屋のすごく近所なので、ついでに行きやすいかも。ケーキもすごくおいしいので、ぜひどうぞ☆
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2006年12月05日

強制連行関連拾い物ー

2821b499.jpg大半・自由意志で居住 外務省、在日朝鮮人で発表 戦時徴用は245人

在日朝鮮人の北朝鮮帰還をめぐって韓国側などで「在日朝鮮人の大半は戦時中に日本政府が強制労働をさせるためにつれてきたもので、いまでは不要になったため送還するのだ」との趣旨の中傷を行なっているのに対し、外務省はこのほど「在日朝鮮人の引揚に関するいきさつ」について発表した。
これによれば在日朝鮮人の総数は約六十一万人だが、このうち戦時中に徴用労務者として日本に来た者は二百四十五人にすぎないとされている。主な内容は次の通り。
一、戦前(昭和十四年)に日本内地に住んでいた朝鮮人は約百万人で、終戦直前(昭和二十年)には約二百万人となった。増加した百万人のうち、七十万人は自分から望んで内地に職を求めてきた個別渡航者と、その間の出生によるものである。残りの三十万人は大部分、工鉱業、土木事業の募集に応じてきた者で、戦時中の国民徴用令による徴用労務者はごく少数である。また、国民徴用令は日本内地では昭和十四年七月に実施されたが、朝鮮への運用はさしひかえ、昭和十九年九月に実施されており、朝鮮人徴用労務者が導入されたのは、翌年三月の下関−釜山間の運行が止まるまでのわずか七ヶ月間であった。
一、終戦後、昭和二十年八月から翌年三月まで、希望者が政府の配給、個別引揚げで合計百四十万人が帰還したほか、北朝鮮へは昭和二十一年三月、連合国の指令に基く北朝鮮引揚計画で三百五十人が帰還するなど、終戦時までに在日していた者のうち七五%が帰還している。戦時中に来日した労務者、復帰軍人、軍属などは日本内地になじみが薄いため終戦後、残留した者はごく少数である。現在、登録されている在日朝鮮人は総計六十一万人で、関係各省で来日の事情を調査した結果、戦時中に徴用労務者としてきた者は二百四十五人にすぎず、現在、日本に居住している者は犯罪者を除き、自由意志によって在留した者である。


■参考動画 (フジテレビ ザ・ノンフィクション 2003年9月28日放送回)
母「私は徴兵で日本に連れてこられたの!」
子「デタラメを言わないでくれ!恥ずかしい!」
http://www.youtube.com/watch?v=lCbB1BAcN3w
posted by NORIKO at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 永久保存版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月01日

これを見て人権運動家や左翼たちはどう思うんでしょうか

今回は長い。長いが、草の根でも知らせていきたい。
こんな馬鹿が日本にいる。こんな馬鹿が人権や思想を語ってる。
ぜひ「人権活動家」や「左翼」の方たちに、これをどう思うか聞いてみたい。
天皇家の方々には日本国民としての権利がないから人権を考えないでいいというのか。
天皇家の方々は人間じゃないと言いたいのか。
それは戦前の「天皇は人にあらず、神である」と何が違うのか。

「"天皇陛下、あっちは立つの?""ヒサヒトいらない"…週刊金曜日主催、下劣な "市民集会"」 週刊新潮報じる
(前略)
「そう言えば、去年は皇室典範を変えるとか変えないとかで、マスコミがずいぶん騒がしかった。でも、ウチの次男のところに男の子が生まれたら、それがピタッとおさまっちゃいましたね」
と悠仁親王のことを話題に。

そして、
「今日は、実はその子を連れてきているの。ちょっと連れてきて」
と言うと、スタッフが舞台の下からケープに包まれた赤ちゃんの人形のようなものを壇上の“美智子皇后”に無造作に手渡した。

よく見ると、猿のぬいぐるみである。

“美智子皇后”は、そのぬいぐるみに向かって、「ヒサヒト!ヒサヒト!」と声をかけながら、その猿の顔を客席に向けたり、ぬいぐるみの腕を動かしたりする。
場内は大爆笑。

大受けに満足の“美智子皇后”の芝居は続く。

やがて、抱いている猿のぬいぐるみに向かって、
「ヒサヒト! お前は、本家に男の子が生まれたら、お前なんか、イーラナイ!」
と叫んで、舞台の左側にポーンと放り投げるパフォーマンスが演じられた。
だが、このシーンで場内は静まり返った。


若者の中にはクスクスと笑いを漏らす者もいたものの、さすがにここまで来ると観客の大半が凍りついてしまったのである

(中略)

「天皇なんてもう要らないんじゃないですか。天皇なんてのは民間の邪魔になるだけでしょ?」と聞く二人に“美智子皇后”は、「あら、アタシは民間から上がったのよ」と、応える。

中山女史が、
「そもそも天皇になれるのが直系の男子だけという方がおかしいでしょ? 男でも女でも、長子がなれるようにすべきじゃないでしょうか。それで、ハタチぐらいになったら、本人の意志で天皇になりたければなり、なりたくなければ一般人になってそれで終わり。普通の市民のように選挙権も持てるようにすればいい。そうしていけば、天皇家というウチはなくなります
と、持論を展開。

すると、矢崎氏が、
「そう言えば、今日はご主人が来てませんね?」と“美智子皇后”に尋ねる。

「ハイ」
「どこか悪いの?」
と、矢崎氏。

「ハイ。知っての通り、病でございまして。マエタテセン?じゃなかった、えーと、あ、そうそう、前立腺を悪くしまして。あまり芳しくないのですよ」
「それはご心配でしょうねえ」
「そうなんです」

そんなやりとりが続いた後、突然、矢崎氏が、
「それであっちの方は立つんですか?」
と、聞く。

“美智子皇后”は面食らいながら、
「私の記憶では……出会いのテニスコートの時は元気でございました」と、応える。


場内はシーンと静まりかえった。

天皇のご病気までギャグにされたことで、さすがに観客がシラけてしまったのだ。

「笑い声なんてなかったですよ。何て下劣なことを言うのか、と思わず拳を握りしめてしまいました」
と、当日、イベントに参加した観客の一人がいう。

「その後も園遊会で来賓とお話をする両陛下の物真似で、笑いをとっていましたね。憲法や教育基本法の集会だと思っていたのに、結局、この人たちがやりたかったのは、安倍晋三のこきおろしと、皇室を中傷することだけだったんですね

(中略)

今回“美智子皇后”を演じたのは、劇団『他言無用』に所属する石倉直樹氏(49)である。

永六輔氏に可愛がってもらって、全国各地のイベントで活躍している芸人だ。
「僕たち(注=メンバーは3人いる)は、テレビではできないタブーに切り込む笑いをやっているんです。持ちネタは、色々ありますよ。杉村太蔵や橋本龍太郎、それに創価学会だって、やってます」
と、石倉氏がいう。

「中でも最近は美智子様の芸が目玉になってきてますね。実はお笑い芸人として活動を始めた頃、ちょうど昭和天皇がご病気になって、歌舞音曲慎め、と仕事が次々キャンセルされたことがありましてね。その時、これはおかしいぞ、と思いました。16年経った今も、お世継ぎがどうのこうの、とやっている。何とも言えない怖さを感じます。美智子様のことは好きなんで、出来ればキレイに演じたいんですけどね

悠仁親王を猿のぬいぐるみにしたことには、
「この小道具はよく使うんです。普段は、名前をそのまま言わないんですが、あの集会では、ついフルネームで言ってしまいました。(ご病気については)矢崎さんと中山さんに下ネタをふられ、乗せられてしまいました。
僕は基本的に下ネタは好きではない。永六輔さんには以前、永さんがやっておられた渋谷の劇場にも出させてもらいましたし、去年は沖縄公演にも京都のコンサートにも出させてもらいました。
京都では、僕が皇后で、永さんが侍従の役で、色々やりましたよ。
僕自身は、これを(市民)運動としてやっているつもりはないし、あくまで自分が面白いと思うことをやっているつもりです

お笑い芸人としてタブーに挑戦する──石倉氏は腹を据えて演じているらしい。

だが一方、司会を務めた佐高氏の反応は全く違う。

「皇后を中傷する劇? いやいや、そもそも劇の中で皇室なんて一言も言ってませんよ
と、こう語るのだ。

あくまで“さる高貴なお方の奥様”としか言ってないんですから。だから皇室の中傷などではありません。それは受け取る側の見方ですから、こちらがコメントする理由はありませんよ。そんなこと言うなら核議論と同じで、こっちも封殺するな、と言いたいですね

永六輔氏は、何というか。

「僕はあの日、3時に来いと言われて会場に向かったんですけど、車が渋滞して遅れ、3時半に到着したんです。
だから、そのコント自体、見てもいないし、全然わからないですよ。だから『週刊金曜日』に聞いてくださいな
と、知らぬ存ぜぬだ。

石倉氏に比べて、二人は何とも歯切れが悪い。矢崎氏と中山女史に至っては、取材申し込みに対して、梨の礫だ。
そもそも劇の中で皇室なんて一言も言ってませんよなんてどの口が言う。皇室皇室言ってるじゃねぇか。

作曲家のすぎやまこういち氏は、今回のことをこう語る。

「そうですか。まだ(永氏らは)そんなことをやっているのですか。呆れますね。下品です。
自分に置き換えて考えてみればいい。自分の孫が猿のぬいぐるみにされて、放り投げられたり、病気のことを揶揄されたりしてごらんなさい。人権に対する意識も何もない。
彼らは、いつもは人権、人権というくせに、実はそれが彼らの正体なんですよ。」

主催者である『週刊金曜日』の北村肇編集長は、同誌の編集後記でこの集会の模様をこう記している。

<冷たい秋雨の中、2000人近い人びとが集まった。不思議なほどに穏やかな空気が会場には流れ途切れなかった。永田町の住人に対する、満々たる怒りを深く共有しながら、しかし、そこに絶望はなかった


何も言うことはないです。
これを「おかしい」と思わない奴は、日本人としてというより、人間としておかしい。
これで笑える奴を、こんなものを面白いと思っている奴を、私は人間として認めません。
あまりこういうことを言うのは好きじゃない。でも、さすがに今回ばかりは反吐が出る。吐き気がする。気持ち悪い。
おまえらなんか死ねばいい、死んじまえ下衆どもが、と思います。本当に。


怪物と戦うものは、 その過程で自分自身も怪物になることがないよう、 気をつけねばならない。 深淵をのぞきこむとき、 その深淵もこちらを見つめているのだ。
フリードリッヒ・ニーチェ 「ツァラトゥストラはかく語りき」
posted by NORIKO at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | この国のアレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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