2006年02月19日

そういえば書いてなかった女系天皇云々について

女系天皇について、端的に言えば私は反対派です。理由は中華的生活「多少銭?」さんやぼやきくっくりさんが仰ってる内容と全面的にかぶるので、その辺はわかりやすくまとめていらっしゃるお二方におまかせするとして。

あとは、宮家の今後についてです。
宮家っていうのは要するに、「天皇のスペア」のお家。そのお仕事は御公務のサポートではありますが、最も重要なことは「さらなるスペアを産むこと」。つまり、ご結婚なさってお子様を生まれることであります。
しかし内親王紀宮さま(以下清子さんとする)は周知のとおり、配偶者の選定にたいへん苦慮されました。今回、黒田さんというよい男性とめでたくご結婚なされましたが、それまでのご苦労とご心痛はいかばかりかと、同じ女性としてお気の毒に感じます。(ま、ぶっちゃけ負け犬予備軍としては「ひどい! 宮様は永遠のお仲間だと信じてたのに!」と嘆かなくもなかったですがw ま、これは冗談として、お幸せなご家庭をお築きになって頂きたいと心から願っています)
さて、女性/女系天皇が制度として確立されたとして、愛子さまの配偶者選びは一段と難航されることは、上記のお二方やいろいろな方が指摘されているとおりでしょう。
しかし、問題はそれだけではないのではないでしょうか。現在の各宮家は姫君ばかりです。しかし、現状の皇室典範が採用された場合、(ある程度は自由意志に任されるにせよ)姫君たちはご自身で宮家を守っていくことになります。
……さて、ここで問題です。「天皇のスペア」を輩出しなければならないお家に、婿入りしてまで配偶者となってくれる男性は、世の中にどれだけいるでしょうか?
とくに継承順位にお近くなる、眞子さまや佳子さまに婿入りしてくれる男性は、いったいどれだけいるでしょうか?
まがりなりにも天皇家に婿入りするわけですから、どこの馬の骨ともわからぬ者ではいけません。結局は旧宮家、旧華族あたりにおちついてしまうのでしょうが、もう一つ。皇太子殿下や秋篠宮殿下、清子さんの配偶者選びにも旧宮家、旧華族は候補として選ばれていたわけですが、彼らが渋った理由を考えれば、答えは自ずと見えたも同然かと思います。
つまるところ、女系天皇容認論は、結果的に皇室廃止とイコールになってしまうのではないかと感じるのです。(※ここは単なる私の主観です。)

男子を求める声がたいへんなプレッシャーであることは、民間でもよくあることですので、より伝統と格式をお持ちの皇室であれば、それは想像の範囲を超えたものです。ですから、女の子で構わないんだよ、という声は、雅子さまや紀子さまには一見プレッシャーを取り除く、優しい声であるように聞こえます。
しかし、それは本当にそうでしょうか? よくもわるくも、皇室というのは我々の理解の範疇を超えた世界です。
雅子さまも紀子さまも、そして皇太子殿下も秋篠宮殿下も、内親王殿下の今後を思ってお悩みにならないはずはありません。とくに皇太子殿下や秋篠宮殿下は、清子さんをずっと見守ってこられたのですから、なおのことだと思います。
そしてそれは、いまの宮家の方々すべてが不安に感じられていることではないかと推測できます。

いま、一番事態に憂慮なさっているのは、実は皇后陛下ではないかと思います。皇后陛下ははじめて民間から皇后にのぼられた方です。そして、今上陛下の激務を間近でご覧になっており、皇后陛下ならではの重圧を自らの肌で体感なさった方です。それがすべて愛子さまの肩にのし掛かる。天皇としての激務をこなし、子孫繁栄のために親王/内親王殿下を産まなければならない。本来は分担できていたことを、お一人でこなさなければならないそのご苦労を、最も肌で感じていらっしゃるのではないでしょうか。

ジェンダーフリーとか、そういうことも理解できないではありません。ですから、個人的には女性天皇は反対ではないのです。それは、独身を貫かれ、あるいはご結婚なさっても養子制度の復活などで「どうしてもお子様を産まなければならない」状況から脱する可能性を踏まえたうえでならば、です。
安易な男女平等論を掲げた結果、逆に女性の負担が過剰に増えてしまうなら、本来の「男女平等論」から根本的に外れてしまうのではないのでしょうか?
男女平等論の上から女性/女系天皇を語るとするならば、女性の義務からなにかを削らなければ、権利に対する義務のバランスが崩れてしまうのではないかと思います。

あー、やっぱり小難しく語るのは苦手です。何か間違ってたりわかりにくかったらツッコミよろしくです……


posted by NORIKO at 19:33| Comment(0) | TrackBack(1) | この国のアレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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