「兵をひけッ、デニム! オレたちが戦って何の意味がある?タクティクスオウガやり直してるんですが、やっぱりロウルートにいってしまうんだよね。
オレの敵はおまえじゃない。 おまえを背後から操っている公爵が本当の敵なんだッ!
やつが目指しているのはウォルスタ人の解放なんかじゃない。 自分の王国の建設だ。
そのためなら同胞を犠牲にすることさえいとわない。
そもそも民族の対立だってあいつが仕組んだモノなんだ。
そうさ、オレたちの敵は民の意思を無視し、民を道具として使おうとするヤツラなんだッ」
「ヴァイス、おまえの言ってることはただのきれいごとさ。
言うだけなら、誰だって言える。
でも、本当に大事なことは言葉より行動だ。現実から逃げたおまえに何がわかる!」
「オレが逃げただと?ばかなッ!逃げたのはおまえさッ!
努力する事をせずに、現実に妥協してしまったのはデニム、おまえだぞ。
たとえそれが無駄だとわかっていても人は前進することをやめてはならない。
本当の変革とはそういうもんだ。
なのに、おまえは放棄してしまった。
大切な夢や理想を、目先の利益のために棄ててしまったんだッ!」
「それは違うッ!僕は理想を棄ててなんかいないぞ!
一足飛びに理想を実現できるものかッ。
現実は少しずつしか変わらないんだ。できることからやるしかないだろ!
なのにヴァイス、きみは現実を無視し急速な変革を押しつけようとしている。
それは民が望んだものか?きみのやり方は間違っている。
あせるなッ、時を待てッ!少しずつ変えていけばいいんだ!!」
「一足飛びに理想を実現できるものかッ。
現実は少しずつしか変わらないんだ。できることからやるしかないだろ!」
これが印象的でさ。
たとえそれが修羅の道でも、今できる最善と思えることからやるしかない。
理想論は必要なのだと思いますが、現実にするための手段を持たないなら意味がない。
空を見つめるよりも、地を見据える。そちらに惹かれてしまうのは、もしかして私が女だからなのかなw
しかしタクティクスオウガは良いゲームだ……スクエニで続編出してくれないかな。せっかく版権買ったんだし。
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